吉永製作所

2020/02/21 10:53

MINAZUKI STOOL は、シンプルなデザインを軟らかなヒノキ材で実現するために、「契り」と呼ばれる伝統的な木工技術を応用しています。この「契り」は、額縁や小箱の角をジョイントするのに一般的に用いられています。
繊維方向に割れやすいという木材の特徴を補うために、本体にスリットを入れ、本体の木目と交差するように薄い板を挿入します。この技術を、特に負荷が集中する脚のジョイント部分に用いることで、素材の長所である「軽さ」を活かしながらも十分な強度を担保しています。

板を挿入し、はみ出した余分な箇所を切り揃えます。

カットした面は挽き目が荒々しく残ります。

図面に合わせて形状を整え、手作業で仕上げることによって「意匠」としての役割も担います。


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